CDJ-900、DJM-900個人輸入体験記

今日TwitterCDJ-900とDJM-900の個人輸入についての話に興味を持ってくれる人がいたので、
その話を書こうと思います。

まず、購入方法ですがアメリカのAmazon個人輸入代行のサイトを通して購入しました。
個人輸入としては最も単純な方法だと思います。
このAmazonなんですが、実際にサイトを見ると分かりますが、定価よりびっくりするほど安く売っています。

DJM-900
http://www.amazon.com/Pioneer-DJM-900NXS-Professional-DJ-Mixer/dp/B004OEIOGA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1320154264&sr=8-1

CDJ-900
http://www.amazon.com/Pioneer-CDJ-900-Tabletop-Multi-Player/dp/B0031T9850/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1320154264&sr=8-3

安すぎて普通に表示できないみたいなことが書いてあります。
CDJ-900なんかは、円高も相まって日本でCDJ-850を買うよりも安いです。
常に安い価格で提供するために値段は変動しているらしいです。
ちなみに私が購入したときは、DJM-900が$1,753.64でCDJ-900が$1,118.98でした。
今この記事を書いているときが(2011/11/01)DJM-900が$1,719.93、CDJ-900が$1,119.93なので多少安くなったり高くなったりしています。
他にもっと安い所があるか簡単に探して見ましたが、Amazonはやっぱり安いみたいです。

次に輸入代行ですが、これもちゃちゃっとネットで調べて評判のよさそうだったgoopping(https://www.goopping.jp/ECommerce/gp/forwarding/)を利用しました。
ちょいちょい見てると送料割引クーポンとかがトップに表示されたりします。
他よりも良心的な値段設定です。ただこれは後で、知ったことですがここは対応が遅いです。
正確には時差等の関係で対応をしてくれるのが実質火曜から金曜で振込等を行うとタイミングがズレやすく結果的に到着が遅くなります。
ただ、営業時間中は商品が到着してから発送までサクっとやってくれるようなので、そこまで悪いところだとは思いませんでした。

で、いくらかかったかですが面倒なので、代行会社の明細を示します。


Pioneer DJM-900NXS $1,753.64
Pioneer CDJ-900×2 $2,237.96
小計(商品合計):  $3,991.60
米国内送料:     $14.89
米国内消費税:    $0.00
調整欄:       $0.00
合計:        $4,006.49

商品代金      \307,566
代理支払い金額の10% \30,757
サービス基本料金  \1,280
数量追加      \120
保険        \4,000
国際送料      \12,951

                                                      • -

小計:        \356,674

このときのレートは大体76円後半から77円を推移した頃でした。
そしてこれは『購入代行・転送サービス』の値段です。この購入代行は、購入したいページのURLなどの情報を入力するとあとは全部業者がやってくれるというものになります。この他に輸入転送サービスというものがあってこちらは、代理支払い金額の10%分がなくなります。ただ、その分Amazon等でやり取りをしなければなりません。
個人輸入は初めてだったから代行にしましたが、正直Amazonなので手続きもそんなに難しくなかっただろうと思うと高い金を払ったような気がします。

そして重要なのは、払った金額がこれだけではないということです。
この他に輸入税がかかります。これは配送会社が建て替えるので商品の引き取り時に払うことになります。何にかかったか正直良くわかっていませんが、9000円弱かかりました。

ということで、CDJ-900とDJM-900の購入にかかった金額は大体36万5千円になりました。

発注から到着までにかかった期間は約3週間です。(8/25〜9/17)。
平日に受け取れるのであればもっと早く到着します。


さて、購入してからのことについてです。
これは、購入してから気付いたことですが、日本とアメリカは電圧が違います。
というか海外の家電製品は電圧が違うのが普通です。
アメリカの電圧は110V〜120Vです。輸入したCDJ-900,DJM-900の定格電圧は120Vでした。

ただ、この程度の違いであれば問題なく動きます。
プラグの形も違っていていますが、割と普通に刺さります。
気になるのであれば変圧器が5000円程度で売っているのでそれを購入すればいいと思います。
機材3つで100Wいかないので200W程度のもので十分だと思います。
とはいえ、今のところそういったものがなくても特に電源的な問題はなく使っています。

しかし、ユーロが安いからとアメリカ以外で輸入する場合は,200Vのところなどもあるので、輸入先の電圧には気をつけたほういいと思います。


また一応気をつけておいたほうがいいこととして、日本語のマニュアルが入っていません。
どうも、120V圏への出荷用にマニュアルが入っているようで、中国語のチラシとかが入っています。
ただ、これもパイオニア公式サイトからpdfでマニュアルが入手できるのでそこまで気にすることでもないと思います。


ということで、ここまでをまとめると、

アメリカのAmazonは無駄に安い
・今だと36万ちょっとで買える
・時間がかかる
・転送のみにするともっと安い
・電圧には注意
・割と何とかなる

です。うまくやれば10万以上安くなるので、検討する価値は十分ありますよ。